節目でもある第10回目の経営理念を創る会 発表会が6月20日(土曜日)にホテルニュー白亜紀にて開催致しました。
私が受けたのが第7回でした。それからサポート役を受け、これで4回目の創る会となりました。
1回ごとに8社様程度が参加していただくので、約30社様の経営理念の創られる経過を見てこられました。
これはとても面白いですよ。
各社長様、今まで頭の中にあった想い・ポリシー・夢を成文化するのですから。言葉や文章をいつも使いこなしてきたわけではない頭(特に右脳)
をフル回転させ、悩むに悩む作業をしていきます。
曖昧なものに包まれてきた言葉(理念)を選び出していきます。
1回ごとにいろいろなハプニングあり、涙あり、笑いありと、各回ごとに
思い出となり、私の中に溜まっていっています。
今回のメンバーには、特に悩んでいただいたようです。
私の段取りの悪さもあったからかもしれませんが。ごめんなさい。
小売店の経営社さんの社員・お客様・地域への人達への想いは、やはり「愛」「家族愛」という言葉に違いなく、私がもし高校生に戻れたら、そのお店でアルバイトをしてみたいとさえ思いました。人を育てられることからアルバイト生に愛を注ぎ込むその愛に一度つつまれたいと思います。
瓦屋の専務さんは、やるべき仕事は義務という重い足枷にして、仕事の責任を全うするんだという強いプレッシャーの「責務」を選ぼうと悩まれていた。そのプレッシャートの戦いをしてきての発表会だったようで、とても疲れていたようでした。胃痛に耐えて、この発表会は彼のこれからの仕事に生かされるに違いないと思います。
「安心」という言葉をえらばれた農家の息子さんは、もうまっすぐです。
しかし、その安心というものは、曖昧なものではなく、資格と規格とを経ての、透明化された中での安心でした。また、働いていもらうスタッフに対しての安心でもありました。この27歳の若者へ、まっすぐ長芋のように伸びろとエールを送りたくなりました。
硝子細工・彫刻加工の社長さんは、満足という言葉を選び、人生すべてを掛け、仕事に向かおうとしています。しかし、同期の仲間達にその想いは、
伝わる人には伝わるが、想いが重いになり、拒むお客様もいるかもとアドバイスをしてもらっていた。それは、私に言われているようでもあった。
家電屋さんの社長様は、とても面白かった。
選ばれた言葉「結・想い」を選ばれたが、同期の仲間達からは元気にさしてくれる彼ですから、「元気」を選んでみてはと言われたり、他にもいろいろな意見が交わされた。
社員さんまで心配りの出来る会社さんですから、きっと良い理念になることでしょう。
精密治具部品加工の社長様は、今回のムードメーカーとて活躍してもらった。何事にも挑戦することが大好きな彼は、今回の理念もわからないから知ってみたいという彼の探究心から参加されたようです。
作る事が難しいとされる物件に自己の存在価値を見出すのか、「自己実現」という言葉を選ばれたが、これまた楽しい会話の中から撃沈。
もっと良い言葉をきっと探してくることでしょう。
最後に、22歳から瓦屋さんとして一代で作り上げてきた社長様は、まじめに理念に取り組んでいた。坂東市という遠い場所から通ってくるのを見ても、そうとうな想いである。
若い頃、一生に一度の家の屋根を葺かくしもらうことの重圧と戦い続け、40歳を越えて、「信頼」と言う言葉を選ばれた。
そして、職人と経営者という立場の今の葛藤をすっきりしたいと言うのが、今回の参加になったようです。
この信頼という言葉は、とても難しい言葉のようで、今回のもっとも面白かったところでした。講師のSさんさえ、使い方に苦労していたようです。
信頼と似た言葉で、信用があります。
同じように使われているようなのですが、各々のイメージしている意味が違いました。責任の所在を明確にすると、どう使うかがわかってくるようです。
貴方は信頼されて仕事をしたいですか。それとも信用してもらい、仕事に取り組みたいですか。
そんなこんなで、あっと言う間の8時間の発表会でした。
以前創られた修了生の暖かい参加もあり、和気藹々とそして真剣に取り組めました。
参加していただいた方々に、心から感謝致します。
これからもよろしくお願い致します。
写真は合成です。
私が自分で作ったのに垂れ幕を忘れてしまい、合成しました。笑