人生をデザインする2
今年の正月の旅行で、25年来の友人で、4年前にうちまで遊びに来ていただいた方で、








中富良野で、ふらのユースホステルを営んでいます。Nさんとしておきます。

Nさんから人生をデザインするというもの考え方を言葉ではなく、
その方の生活から学んで来た。すべて自分のデザインを貫くという考え方なんです。
自分が出来ない事は、他の方に頼むとしてもちゃんと想いを伝えて作ってもらうこと
かと思っています。
口べたなNさんなんで、どう読み取るかなんです。笑

パドゥの家のドアに似た、紐を引くだけで開くドア。
車椅子の方にあわせて作られたドアだと思います。
本人からの聞いたわけではないので、でもきっとそうです。

薪ストーブ。既製品だと思うが、その周りのゴチャゴチャがデザイン化されていて、
機能的でもあるんです。
また、床には点字ブロックが付いています。木製です。
薪ストーブを使って、ご飯を炊いてくれます。おこげも美味しかった。
そのお米もNさんが作っています。

お米を選別する機械もありました。

このノコギリで、裏山の木を切っているに違いない。
チェーンソーも使っているとは思いますがね。笑

ダウンライトもこの通り。
私が感動したのは、この配線です。凄いでしょう。
配線は隠すものというのが、看板屋なんですが、これが甘かった。
ここまでやれば、デザインという意味を持ち、この木の金具がちゃんと削られ、面がとってありますから、人の心に響くんですね。

家の色も形もドアも床も食も配線も鍵も車も、自分のデザインを注入すしいるように
感じました。
そして最も大切なのは、人生そのものをデザインする。
他人に併せる事無く、好きなように生きる。
Nさんと久しぶり会って、最初にガッンと殴られたような会話をしました。
私が、何気なく忙しい時はそれなりに頑張って、稼いでいますと言ったら、
小さな声で、俺は忙しくても遊びたいのが重なったら、俺は休むよですって。
お金を稼ぐ事は必要ですが、ただ必要以上に稼ぐ必要は無い。お金にこびる必要は無い。
と彼は言っていたに違いない。
響きましたね。
もっと遊ばないといけないんだと。もっと人生を楽しまないとと。
夕食は、奥様の心のこもった手料理。なぜ心がこもったかって、小さなジャガイモを揚げたのは、見るからにNさんが作った野菜達なんですから。市販で売っているはずの無い食材。
それが美味しいのなんの。おこげも美味しい。小豆とカボチャの煮物も美味しいかった。
手間を惜しんでは作れないものばかりでした。感謝。これもデザインですね。
夜遅くまで、口べたなNさんは頑張って、遠くから訪ねた私にいろんなことを
話してくれた。
彼の夢はも、壮大なものでした。
その夢を叶えるためには、まだまだ大きな山を越えなくてはならないが、彼のデザインは
その道のりをちゃんとしっかりとした太い線で描いているようでした。
きっと成し遂げるでしょう。
なもんで、感化されやすい私は、Nさんが作った自家製のベットで、私ももっと楽しい人生を歩みたくなり、そして、この言葉を見つけました。「人生をデザインする」。
素晴らしい志だと思いました。
翌日は、旭山動物園までドライブに誘ってもらい、みんなで可愛いペンギンの散歩を見る事が出来ました。

是非、北海道へのご旅行をしたくなった方達には、ふらのユースホステルを
お勧めします。
http://www4.ocn.ne.jp/~furanoyh/
口べたなNさんは、本当にしゃべりませんから。特に男とは。笑
ふらのからは、札幌・小樽・函館を経て、7泊8日の旅を息子と一緒に過ごせました。

昔とはひと味もふた味も違った旅が出来ました。
これからも私なりのデザインした人生と旅をしていきたいと思いました。
突然元旦に訪ねていき、ご迷惑をお掛けしました新井牧場のご家族様・
年越し・元旦に15年ぶりに泊まらさせていただいた夢民村のお父さん・お母さん、
ふらのユースホステルのNさんご家族樣へ、いい旅行ができました。
本当にありがとう御座いました。
また、FaceBookで流し続けていたこの旅に同伴してくれたラルちゃん、デキシーさん、杉さんに
感謝致します。
やっと書き上げる事が出来、ホッとしております。
今年は、デザインするぞ。
- 2011.01.27 Thursday
- 家族ネタ
- 23:41
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- by あいお